「天下の台所」となった近世の大坂では、活発な市場経済の中で町人たちの合理的精神がはぐくまれ学問や思想への関心が強くなりました。そして、町人たちの手によって各種の教育機関が発達。自分たちの商いのために学ぶ「実学の精神」を基本とし、その対象は、儒学から哲学や宗教学、博物学、天文学へと広がっていきました。近世の科学知識の習得が、新しい時代の扉を開いたといえます。このコースではそんな町人達の文化を淀屋橋駅から天満橋駅の間を歩くことで感じることができるコースとなっています。ウォーキングのコースにするもよし、レンタルサイクルでサイクリングのコースにするもよし、のんびり自分のペースで街歩きを楽しんでください。
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