大阪のシンボルストリートにふさわしい、格調高い魅力あるまち並みづくりを目指す御堂筋。大阪市は、平成3年(1991)に「御堂筋都市彫刻設置検討委員会」を設置し、御堂筋周辺の企業などから寄付を募った。
最初の1体、オーギュスト・ロダンの「イヴ」が設置されたのは、平成4年(1992)8月。「人間賛歌」をテーマに「人体」をモチーフとする彫刻は、現在29体。高村光太郎(たかむらこうたろう)の「みちのく」やジョルジオ・デ・キリコの「ヘクテルとアンドロマケ」など国内外から集められた一流作家の作品が並ぶ。
【道路側だけではない設置場所】
久太郎町3の交差点から新橋交差点の間の彫刻は、建物の敷地内に設置されている。ショーウィンドウの前に設置されているものもあり、道路沿いとは違った印象がおもしろい。